
年上部下のこんな態度に悩んではいませんか?
看護学校は社会人経験者の方も多く、後輩看護師が自分より年上であることも珍しくないですよね。
また、看護師業界では20代でリーダーを務める方も多いと思います。
20代でリーダーを任された若手管理職のあなた、「仕事を頼んでも引き受けてくれない」「指導をすると反抗的な態度をとられる」など、困った年上の部下との接し方に悩んではいませんか?
管理職の仕事に部下の指導や人材育成の苦労はつきものです。特に若くしてマネージャーを任された場合に頭を抱えるのが、自分よりも年上の部下のマネジメントではないでしょうか?
どのように年上の部下と接すれば、良好な関係を築けるのでしょう。年上部下との接し方で気をつけたい3つのことをお伝えします。
年上の部下のマネジメント術① 仕事の頼み方
年上の部下には仕事を頼みにくいという方も多いのではないでしょうか?頼んでも聞いてくれないこともあるかもしれません。
年上の部下に何か仕事を頼む際は、明確に指示を出し、ある程度は任せることが大切です。
年上の部下はおそらく、これまでの仕事の経験ややり方を持っています。その経験を尊重し任せることで「あなたを頼りにしている」という姿勢を見せましょう。
ただし「すべてお任せします」と投げるのではなく、期限や目標、方向性などが食い違わないように明確に指示を出し目線合わせをすることが必要です。あなたの頼み方ひとつで、チームメンバーの仕事の生産性は驚くほど上がるかもしれません。
年上の部下のマネジメント術② 評価の仕方
マネージャーになると部下の評価をしなければいけません。その際に気をつけたいことは、必ず尊敬の気持ちを持って接することです。部下とはいえ、自分よりいくつも年上の人生の先輩であることに敬意をあらわすことを忘れずにいましょう。
そして部下の成果に対しては、しっかりと感謝の気持ちを伝え、相手のモチベーションを上げることもポイントです。
年上の部下のマネジメント術③ 指導の仕方
部下の指導をしなければいけない場面は必ずやってきます。特に年上に指導をする場合にはメンツをつぶさないように心がけましょう。決して人前で叱ってはいけません。「プライドを傷つけられた」と反感を買い、余計に関係が悪化してしまうこともあります。
また、感情的に叱らずに丁寧な言葉で伝えましょう。そして年上にかかわらず気をつけたいことですが、必ずその人の「人格」ではなく「行動」に対しての指摘をしましょう。
部下との信頼関係を築き、良いチームを作ろう!
年上の部下との接し方で気をつけたいことをお伝えしますが、やはり一番大切なのは人として尊敬の気持ちをもって接するということではないでしょうか。日頃から部下との信頼関係を築くことで、あなたが困った時に必ず大きな助けになってくれるはずです。マネジメントの仕方ひとつでチームの雰囲気や業績も変わります。よりよい組織を作り上げてくださいね。