
もうすぐ一年の終わり。
多くの看護師は、「年末年始は絶対に休みたい!!!」と願っていたのではないでしょうか。
見えない圧力や公正なくじ引きの結果、年末年始も働くことになってしまった看護師さんもいるのでは。
そんな年末年始の勤務になった看護師にとって気になるのが、年末年始手当(正月手当)の額。
泣く泣く勤務になったのだから、たくさんもらいたいのが本音。
他の病院の懐具合も気になるところ。
そこで、今回はみんなの年末年始手当、正月手当の額について調べてみました。
看護師の年末年始手当の額
みなさんの年末年始手当の額はコチラ!
金額ごとのコメントも併せてご紹介いたします。
0~3000円
<0円>
●私が働いている病院では正月手当は出ません。一瞬退職を意識してしまいました。
●3年前から年末年始手当が付かなくなりました。
<1000円>
●毎年1日1000円~2000円ほどです。
<3000円>
●私のところは1日3000円です。
意外や意外!?
年末年始手当が出ないという病院もあるようです。
スタッフは少なめ、患者は多めの年末年始。
それでいて年末年始が出ないなんて、退職を意識してしまうのも分かります。
3001~10,000円
<4500円>
●1勤務4500円の手当が付きます。市立病院です。
<5000円>
●当方大阪の病院に勤めています。年末年始手当は5000円ほどでした。
●総合病院勤務。年末年始の特別手当は1日5000円つくそうです。
<7000円>
●手当が高い人羨ましい。私は7,000円!
一番多かったのがこのゾーン。
特に5000円前後という病院が多い模様。
妥当?不服?
10,001円~
●北陸住まい。大学病院に勤めていますが年末年始勤務手当は1回10,000円です。多いのか少ないのか分かりませんが満足しています。
●代休ありで1日15,000円の手当が付きました!
●私の所は20,000円でます!なので毎年希望者が殺到して、くじ引きになります。
嬉しい10,000円越え!
それだけもらえるなら、働き甲斐もあるもんです。
15,000円を超えると年末年始の勤務枠は争奪戦になる模様。
手当で15,000円は大きい!!!
国立病院機構の年末年始手当はいくら?
国立病院機構での手当は全国一律です。
では、国立病院機構の年末年始手当はいくらなのでしょうか。
国立病院機構では、年末年始に勤務する場合“休日給”というものが支払われます。
休日給の支給額は、「勤務1時間につき1時間単価の 135/100」(※)。
いくらになるのか国立病院機構近畿グループの給与規定で計算してみました。
大卒看護師の初任給が200,600円、月あたりの勤務時間が4週155時間なので、時間給を算出すると1294.1935…円となります。
小数点以下を四捨五入すると1,294円。休日給は1,294円の3,5割増しなので、1746.9円。四捨五入して休日勤務の時間給は1,747円という事になります。
1日7時間45分勤務(7.75時間)なので、
1,747円×7.75時間=おおよそ13,549円という事になります。
国立病院機構での年末年始手当は1日当たり約13,549円!
意外と多いですね!!
※参照:全日本国立医療労働組合|みんなの権利ノート
国家公務員共済組合連合会病院の年末年始手当はいくら?
国家公務員共済組合連合会病院はどうなのでしょうか。
「国共病組からのおしらせ」によると、国家公務員共済組合連合会病院(KKR)での12月28日準夜から1月4日深夜までの手当は、1勤務につき7,000円との事です。(※)
こちらは、民間病院の年末年始手当の相場とあまり変わらないようです。
※参照:国共病組からのおしらせ|〈年末年始手当等に関する協定〉
まとめ
看護師の皆さんの年末年始手当の額についてご紹介しました。
ご自身の年末年始手当はどのゾーンでしたでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。
「きつい思いをして年末年始働いたのに手当ゼロ、やってらんない!!!」
そんな看護師さんはこれを機に、職員にちゃんと還元してくれる病院への転職を考えても良いかもしれません。