
2月14日は、女性にとっての大事なイベント「バレンタインデー」ですね。
チョコレートは‟本命の相手にだけあげる”というルールはいつから無くなったのか、今では「義理チョコ」と称して職場の男性にも配ることが一般的になっています。
そして、バレンタインデーに構っている余裕のないくらい忙しい看護師さんにとっては、正直なくてもいいイベントかもしれません。
さらに大規模病院など、人数が多い職場だとチョコレートを用意するだけでも結構な出費になりますよね。
今回は、世の看護師さんのバレンタイン事情を徹底調査してきました!
バレンタインのチョコは配る?配らない?
バレンタインにチョコレートは必ず配らなければいけないのでしょうか。
もちろん、職場にそんなルールはありませんし看護師の義務ではありません。
しかし、一緒に働く仲間・上司への日頃の感謝や労いの気持ちも込めてチョコレートを配った方が印象は良いですよね。
男性スタッフの人数によって配り方が異なりますので、それぞれ紹介する内容を参考にしてみてください。
男性の医師や看護師が多い職場の場合
男性が多い病院であれば、ひとりひとりに配るのは大変です。
さらに、シフトが合わない等の理由で「一人だけ渡せなかった」なんてことになれば少し気まずさも残ります。
対処法として、「看護師からドクターのみなさんへ」とメッセージカードを添えて休憩室にチョコレートを置いておくという方法があります。
看護師みんなでお金を集めて、1箱に小分けでいくつかチョコレートが入っているものを選べば1人当たりの出費も少なく抑えることができます。
男性の医師や看護師が少ない職場の場合
次に、勤めている病院に男性スタッフが少ない場合をみていきましょう。
人によって考え方もさまざまではありますが、「2~3人程度なら…」と個別でチョコレートを用意する看護師さんが多いようです。
ただ、あまり高価なものを贈るとホワイトデーのお返しに相手が困ってしまうので、気軽に受け取れるような価格帯を選ぶことをおすすめします。
バレンタインチョコレートの相場はズバリ!
チョコレートを渡すと決まれば、次に予算を決めなければなりません。
一体いくら程度のチョコレートを選べば失礼なく、また相手に気を使わせず済むのでしょうか。
義理チョコにかける平均予算は、一人当たり300円~500円程度が相場です。
男性スタッフが10人いる職場であれば、3000円~5000円台の箱入りチョコレートを看護師同士で割り勘することで予算内に収めることができます。
また、個別で渡す場合であっても、義理チョコは1000円以内に抑えておいたほうが無難です。
実は迷惑?手作りチョコレートは避けるべき
なかには、手作りのチョコレートを配るツワモノもいるようです。
チョコレートは基本的に、溶かして固めるだけの簡単レシピがほとんどなので、手作りで失敗することは少ないでしょう。
作る人によって味が異なることもありません。
しかし、稀に「これはちょっと…」といった‟もらって困るチョコレート”もあるようです。
現役医師・男性看護師に体験談を聞いてきましたので、ご紹介します。
- なぜか粉っぽい生チョコレート〈30歳/外科医〉
生チョコを作る際、最後にココアパウダーを振りかけるという工程がありますよね。
おそらくパウダーをふりすぎたのでしょう。口に入れた瞬間とろけるどころが粉が気管に入って咳き込んでしまったそうです。
- 歯が欠けた硬すぎるチョコレート〈29歳/研修医〉
チョコレートってこんなに硬いの?と疑うほどだったそうです。
溶かして型に流し込む際の量が多すぎたのでしょうか。どういう工程で硬くなってしまったのかは未だに解明できていません。
- べたべたして食べにくいチョコレート〈36歳/産科医〉
チョコ大福をイメージして作ったんだろうなと想像はできますが、包んであるラップにくっついてかなり食べにくかったようです。
1個ならまだしも、2~3個ラッピングされていたら処理に困ってしまいます。
せっかく相手に喜ばれたくて作ったチョコレートが迷惑になってしまわないように、やはり義理チョコは買って渡すのがベターですね。
それでも、「手作りチョコレートで日頃の感謝を伝えたい」と強い気持ちがある方は、事前にレシピを確認し、自分自身で味見をしてから渡しましょう。
素敵なバレンタインデーを♪
看護師のバレンタイン事情を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
毎日が忙しく「イベントなんて楽しんでいる余裕がない!」と思っている看護師さんもいるでしょう。
しかし、こういった年間イベントは職場のスタッフと良好な関係を築いていくためにも大事な行事です。
疎かにせず、せっかくなら楽しみましょう。
今回の記事を参考に、ぜひ素敵なバレンタインデーを過ごしてください♪