人間関係のお悩み解決vol.2「何考えてるの!?顔色が読めない先輩看護師」タイプの攻略法

看護師の皆さん、お仕事お疲れ様です♪

病院では教えてもらえない対人関係を円滑にするコミュニケーション方法シリーズ。前回のVol.1では、苦手な人や自分のソーシャルタイプの診断方法と“ズバズバ物を言う怖い看護師長タイプ”の攻略法をご紹介しました。

Vol.2となる今回は、

「顔色は読めないし口数も少ないし、一体何を考えているの!?」というアナリティカルな方々の攻略方法をご紹介します。

あなたの周りには、「全く顔色が読めなくて、何だか不安になってしまう」 そんなタイプの先輩看護師や施設長はいませんか?

そう、まさに上の画像のような表情の方です。

黙々と仕事をこなす姿は尊敬の2文字。だけど、顔色が読めなさすぎてどう接していいか分からないですよね。でもご安心ください。そんな方への上手な付き合い方褒めると喜ぶポイントをご紹介します。

特徴

アナリティカルタイプとは、上記図の紫色の部分に当てはまる方々です。一言でいうなら「まじめで堅実」。もう少し詳しく説明すると、

  • 感情が表情にあまり出ない
  • 話すスピードはゆっくりで口数は少なめ
  • 型苦しくみえる
  • 形式や議論を重視する
  • 決定に時間をかける
  • スピードよりも正確性を求める

といった特徴があります。

管理者タイプに多い

研究や事務など、コツコツ積み重ねる仕事正確性が求められる仕事に多い傾向にあります。介護施設の施設長などはこのタイプが多いかもしれません。

戦国武将で例えるなら「明智光秀」、芸能人だと「ホリエモン」がこのタイプと言えるのではないでしょうか。

顔色が読めないからと恐れる必要はありません!次章ではアナリティカルの攻略法をズバッとご紹介します。

攻略法①

ずばり、論理的に話す事です。

論理的とは何ぞや?

論理にかなっているさま。きちんと筋道を立てて考えるさま。 出典:デジタル大辞泉

論理的に話すとは、“理論に基づいて、筋道を立てて話す” という事です。アナリティカルは論理的な考え方を好み、正確な答えを導き出すための情報収集には余念がありません。そんなアナリティカルとの対話は、事実に基づいて意見を述べるようにしましょう。

論理的に話すとは?

論理的な話し方の基本は

“結論⇒根拠⇒まとめ”の順番

話し方としては、「結論から言うと〇〇です。理由は2点(多くても3点まで)あり、1点目は~、2点目は~。だから〇〇なのです。」というような言い回しです。

論理的な話し方の癖をつけると、アナリティカルだけでなく、ドライブにも好印象を抱いてもらえますよ。

攻略法②

意見を求める際には、“答えをすぐに求めない事” が大事です。

アナリティカルはすぐに答えを出すというのが得意ではありません。正しい答えとは何だろう?と考えを巡らせて発言するタイプです。「〇〇についてお聞きしたいので、今度お時間下さい」と、相手が考える時間をきちんと確保できるように質問を投げかけるのがベターです。

褒め方

「凄い」「良い」など抽象的な言葉はNG。自分の何を褒められているのか理解ができず、全く心に刺さりません。褒める際は、「○○の知識が豊富で大変勉強になります」など、どの部分が凄いのかを具体的かつ客観的に褒めると喜ばれますよ。

ソーシャルタイプ別 攻略方法

ご自身のソーシャルタイプ別にアナリティカルへの攻略方法をご紹介します。

自分のソーシャルタイプの診断がまだの方はコチラでチェックしてみてください。

【エクスプレッシブ】

エクスプレッシブとアナリティカルは対角線上にある間柄。あまり得意な相手とは言えません。そんなアナリティカルとスムーズに対話するには、答えをすぐに求めるのではなく、ワンクッション挟むことが大事です。ミーティングの際は、事前に内容を伝えておくとスムーズに話し合いが進みますよ。

【ドライビング】

単刀直入タイプのドライビングにとって、慎重派なアナリティカルの言動にはじれったさと苛立ちを感じるかもしれません。そんな時は会話ではなく、メールで用件を伝えると円滑にコミュニケーションが取れる場合もあります。

【エミアブル】

感情表現が豊かで協調派なエミアブルにとって、顔色が読めないアナリティカル「なんか掴めない」と不安を覚えるかもしれません。エミアブルにとっての攻略ポイントは、考えすぎない事。「感情表現が乏しい」「寡黙」これがアナリティカルなんだと理解する事が大事です。

【アナリティカル】

正確に物事を進めるアナリティカル同士は、決められた枠組みでコツコツと積み重ねる仕事においては良きパートナーとなるでしょう。しかし、新しい事に挑戦する・何かを生み出すという仕事は不得意な傾向にあります。アナな2人の共同作業で行き詰まりを感じたら、他のソーシャルタイプの方と協働で仕事を進めていくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

顔色が読めないと何を考えているか分からず不安になりますよね。

でももう大丈夫です!アナリティカルは元々感情表現が苦手。気にしすぎる事はありません。

「理論的に話す」「即答を求めない」

この2点が攻略のカギです。

次回Vol.3では、「楽観的でお調子者。うらやましいけど腹が立つ~!な同期ナースと上手くいく方法」をご紹介します。

お楽しみに!

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